8月16日、俳優のチャン・グンソクさんが1年前に甲状腺がんと診断されすでに手術を受けていたことを公表しました。
すでに術後2週間がたち体調は回復しているとのことですが、今回は甲状腺がんの病気の詳細や今後の活動について調べてみました。
チャン・グンソクが甲状腺がんを公表!
8月16日、チャン・グンソクさんがの自身のyoutubeチャンネル「僕はチャン・グンソク」にて「こんにちは、チャン・グンソクです。告白することがあります」というタイトルの動画をアップロードしました。
チャン・グンソクさんはこの動画で「手術して2週間たちました」と言った後、1年前に甲状腺がんと診断されたことを告白しておりました。
動画内のコメントでは
「まだ口をうまく開けることはできませんが、幸い手術は無事に終わりました。怖くて8日間以上、何もできませんでした」
出典:Yahoo!ニュース
と語っていました。
芸能人の方だとファンのことを考えると病気の公表は心配をかけてしまうこともあり、なかなかしにくいですよね。
手術は無事に終わったということなので、今後の復帰にも期待したいと思います。
チャン・グンソク プロフィール
今回話題となったチャン・グンソクさんのプロフィールについてまとめてみました。
名前 チャン・グンソク (장근석)
出身地 韓国 ソウル市
身長 182cm
血液型 A型
職業 俳優 歌手 モデル
日本での活動
チャン・グンソンは韓国出身の俳優で、ほか、歌手やモデルとしても活躍されています。
幼少期からイケメンだったようで偶然自宅に来た芸能人にスカウトされモデルデビューしています。
日本では2006年の映画『着信アリ Final』から知られるようになり、2009年のドラマ「美男ですね」で人気に火が付き、デビューシングルが11.9万枚を記録するなど大ヒットしています。
甲状腺がんとはどんな病気?
甲状腺
そもそも甲状腺とは、のどぼとけの下に羽を広げた蝶々のような形で気管を抱き込むようにあり、重さ10~20gの小さな臓器です。
甲状腺では代謝に関わる甲状腺ホルモンを作り、脳や骨の成長や、脂質や糖の代謝などを促進する働きがあり、血液中のカルシウム濃度の調整に関わっています。
甲状腺がん
甲状腺がんとは、甲状腺にできたしこりのうち悪性のものを甲状腺がんといい、男性より女性に多いがんです。
また、5年生存率は全体で94.7%と比較的予後のよいがんです。
甲状腺がんの症状
初期のうちには症状が現れにくく、多くの場合自覚症状がないか、しこり以外の症状がないうちに健康診断で発見されることもあります。
病状が進行すると
嗄声(声のかすれ)
痛み
飲み込みにくさ
誤嚥・血痰
呼吸困難感
甲状腺がんの種類
甲状腺がんには大きく分けて6種類あり、それぞれで現れる症状や悪性度、予後は種類によっても異なり、治療法もそれぞれ違ってきます。
・甲状腺乳頭がん
およそ90%を占めるがんで、比較的予後はいい
・甲状腺濾胞がん
およそ5%を占めるがんで、予後は一般的に良好
・甲状腺低分化がん
1~2%のまれながんで、遠隔転移しやすい乳頭がんや濾胞がんと比較して予後は良くない
・甲状腺未分化がん
1~2%程度のまれながんで、極めて悪性度が高い
・甲状腺髄様がん
1~2%のがんで遺伝の可能性を含む
・悪性リンパ腫
甲状腺がんの1~5%を占めるがんで、慢性甲状腺炎の方がかかりやすい
などがんの種類でその予後は大きく違ってきます。
今後の活動に影響はでるのか?
チャン・グンソクは甲状腺がんの手術を受けたことは公表しましたが、どの種類のがんで、甲状腺をどの程度切除したかなどの情報はなく、今後の活動にどう影響するのかは推測はできません。
一般的には術後、甲状腺の機能が低下、甲状腺ホルモンの分泌も減ることが予想されます。
甲状腺ホルモンは代謝と深く関わるものなので、
冷えがひどくなる
疲れやすくなる
などの症状が現れるかもしれません。
すでに術後回復は順調の様子であり、「まだ口をうまく開けることはできませんが、幸い手術は無事に終わりました。怖くて8日間以上、何もできませんでした」とYouTubeで語っています。
「大勢の方々が心配するかと思って、お話しできませんでした。今は元気になり、旅行しようと思います」と変わらない元気な姿を見せてくれています。
まとめ
37歳という若さでがんを患ったチャン・グンソクさん。
今までの自由で天真爛漫な姿から、まさかこんな大病を患うとは驚いたのはファンだけではないはずです。
この甲状腺がん女性に多いがんであるため、首のしこり、痛み、声の変化、などの症状に気を付けていただきたいと思いますね。
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