昨年7月、愛知県東浦町の「愛光園」が運営する障害者施設「なないろの家」の入所者の男性の腹を蹴り、重傷を負わせとして傷害の容疑で、元職員の水野有幸容疑者が逮捕されました。
被害男性は、退院後の昨年10月に亡くなったそうです。
今回は、水野容疑者のSNSや顔画像、そして経歴などをまとめてみました。
障害者施設入所者への暴行で逮捕...被害者はその後死亡...
まず報じられている記事の概要を見ていきましょう。
愛知県東浦町の障害者施設「なないろの家」で2019年7月、入所者の男性(当時54)に暴行して重傷を負わせたとして、県警は4日、傷害の疑いで、元臨時職員水野有幸容疑者(45)を逮捕した。男性は約3カ月後に死亡した。県警によると、他にも入所者2人が負傷して搬送され、うち1人が死亡。県警は、施設で虐待が繰り返された疑いがあるとして、半田署に捜査本部を設置した。
捜査本部によると、水野容疑者は容疑を認め、「日ごろのストレスがあり、いらいらして蹴った」と供述。他の2人のけがへの関与もほのめかしている。捜査本部はけがと死亡の因果関係も調べる。
逮捕容疑は19年7月24日夜~25日朝、施設内で男性の下腹部を2回蹴り、重傷を負わせた疑い。
日頃のストレスを、入所者に暴力を振るう事で発散していたなんて...卑劣で許されない行為ですね。
複数の入所者に対して虐待行為をしていて、うち一人は退院後再び入院し昨年10月に亡くなったそうです...
施設の関係者は、水野容疑者の虐待行為を把握しておらず、勤務態度が良好であったため、虐待行為を全く疑っていなかったそうです。
水野有幸の情報まとめ
名前:水野有幸
年齢:45歳
住所:愛知県東浦町緒川宝前庵
職業:無職(「なないろの家」元臨時職員)
水野有幸の顔画像とSNSは?
調べてみると、FacebookとInstagramで水野容疑者本人と思われるアカウントが見つかりました。
障害者施設で働く前は、名古屋の洋食屋で働いていたようですね。
水野容疑者の、FacebookとInstagramに投稿された写真を見てみると、小さい子供の親のようで子供のことを可愛がっている様子が伝わってきます。
また空手有段者のようで、自分の子供に空手を熱心に教えている様子をFacebookに投稿していました。
亡くなった男性は、素足で腹を蹴られ、病院に搬送後腸が破れて腹膜炎などを起こしている事が判明、約2か月間入院した後退院するも、再び入院し10月に病死したそうです。
病死とケガの因果関係は現在不明ですが、格闘技経験者が自分より弱い人間、ましてや障碍者に暴力を振るうなんて...人として最低だと思う反面、安い給料でストレスのたまる仕事をしなければいけない状況も改善しないといけないですね。
ネットの反応
ハンディを持った人に関わる仕事をしている人こそ人間性が現れる。本当に素晴らしいと思う人もいるし、不満を抱えて働いている人もいる。金にもならない、社会的評価も高くない。辛い仕事だと思う。
私たち外の者からはいくらでも非難できるよ。
もちろん許される行為ではないけども、加害者を一方的になじって
はい終わり、では何の解決にもならない。
ひどすぎる・・・こんなひとが弱いものを介護する現場に立ってはダメ。まぁ、就職の時点では分からないんだろうなぁ…。だから小学校のわいせつ事件なども後を絶たない。どうにかして止める手立てはないんだろうか
一生懸命に頑張る介護職員もいるのにまた、介護現場から殺人事件が起きる事は正直、介護現場で働く者として悲しい思いが強い。
とても痛ましい事件です。
きちんと原因を調査して似たような事件が起きないような社会にしていくべきです。
まとめ
容疑者の問題だけでなく、福祉系の給与だったり職場環境だったりも考えないとですね。
まず、空手有段者が障害者に暴力を振るっていた事は論外ですが、勤務を通じなぜこのような行為をしてしまったのか、職場環境に問題はなかったのかなどをしっかりと解明してほしいですね。
このことをしっかり解明し、国と福祉系の業界全体で問題を共有し、改善していくことで障害者への虐待だけでなく、介護施設での老人に対する虐待も防げるのではないかと思います。